fc2ブログ

石垣島フィールド日記

石垣島のフィールドで出会った自然&野鳥を毎日紹介していきます。 石垣島 野鳥観察 、野鳥撮影 バードウオッチング、自然観察、石垣島ナイトツアーは石垣島フィールドガイドSeaBeansを宜しくお願いします。  ※当サイトで紹介している画像その他内容無断転載・転用を禁じます。

石垣島フィールドガイドSeaBeans

Facebookページも宣伝 にほんブログ村 地域生活ブログ 沖縄情報へ
3.31nekono.jpg


昼前、
石垣漁港内を車で走っていました。

すると
目の前に、
乾いた血の海の中に、
倒れている猫が現れました。

体が乾いていて、
血も流れていませんでした。

目がくぼみ、体は潰れていました。

何度か車に轢かれたようです。

前脚を掴み上げると、
アスファルトから剥がれる音がしました。

遺体は漁港内の空地、
草が茂っている場所に埋葬しました。

死体の状況から昨日に轢かれたもののように見えました。

見通しの良い直線の道。

スピードを出していたからなのか、
よそ見をしていたのか。

猫を跳ねれば、
車にも衝撃が伝わると思いますが、

ひき逃げ。

遺体を放置。

倒れてから、随分時間が過ぎ、
その間、この遺体の側を何台もの車、人が通ったのでしょうか。

道路の片隅に移動してあげることもできないのでしょうか。

とても悲しいです。

いろんな優しさが必要です。

大切な命です。

寂しいです。

人の心もカワイテルのかな~。



スポンサーサイト



20060330214647.jpg


暖かい日が続いています。

昨日から、
ひさしぶりに那覇に行ってきました。

少し時間があったので、
県庁周辺を散歩しました。

花壇には色とりどりの花が咲き乱れて、
見ているだけで、
なんだかウキウキな気分になってきました。

そんな僕の視野に飛びこんできたのは、
なんとサクランボです。

真っ赤なサクランボが街路樹の木に、
ブラブラと揺れて実っていました。

なんて美味しそう・・。

僕も社会人、大人なのです。
公共のものを口にするわけにはいきません。

でも美味しそう。
思わず手が伸びそうになりつつ、
シャッターを切りました。

街も、ゆっくり歩けば、
いろいろ見えて面白いですね。

カンヒザクラ:バラ科




石垣島フィールドガイドSeaBeans

3.29sumire.jpg


僕達は沢山の花に囲まれて生活をしています。

僕は歩くとき等は空から地面まで見ながら、
だけどボケボケと歩きます。

そしたら、
風景を彩る沢山の素材を見付けることが出来ます。

ぱっと見には見落としがちですが、
足下に沢山の花が咲いていました。

一つの色が形になる。
風景を見つめると沢山のものが見えて来ます。

楽しいです。

リュウキュウコスミレ:スミレ目スミレ科 琉球列島等に分布 道路や畑など日当たりの良い場所を好む。


3.28yatugashira4.jpg


日曜日に近くの広場でヤツガシラを、
目撃したとの情報が昨日入りました。

その場所は自宅から徒歩5分です。
なんとも、こんなに身近な場所に来ていたなんて、
驚きと喜びと嬉しさでいっぱいになりました。

今日、夕方に妻と2人で目撃場所に行くと、
いませんでした。

「やっぱりな・・・、とほほ。」と意気消沈して畑に向かう途中、
妻が、
「いた!!」
と大声だしました。
「嘘つくな。」
と僕。

車を後ろに進ませ、

妻が指さす方向を見ると、

「いない・・・。」
っと思ったら、数メートル先、
それも道路沿いに、
まるで置物のようにたたずんでいました。

本当にびっくり、
自宅から数分、目と鼻の先です。
嬉しすぎて、震えがきました。

しばらく観察後、妻は帰宅したので、
隣人の「白保の暇人」さんも誘って観察。

肉眼でも、羽の隅々まで判る距離です。
本当に美しく、
優美な出で立ちでした。

その後、もう一人、近所の方が加わり3人で観察しました。
その方の情報では、
昨年は1羽が来ていたが、
今年は2羽できているとのこと。

なんとも2羽です。

嬉しすぎて、興奮しっまくりです。

観察を続けていると、
突然、飛び去っていった先には、
もう1羽がいました。

胸高鳴るとはこのことです。

2羽、つがい?を見れるなんて。
凄く嬉しく、
記念すべき日になりました。

3.28yatugashira2.jpg



3.28yatugashira1.jpg

草むらに赤く美味しそうな実が見えました。
赤い小さなイチゴでした。
一粒、くちの中へ。
プッチっとはじけて、
甘酸っぱい味が口いっぱいに広がりました。

このイチゴ、
見慣れない花を咲かせていました。
淡い紫色で、
ひっそりとした美しい花でした。

自宅に戻り図鑑で調べ、
ネットで調べたところ「ナワシロイチゴ」だと判りました。

ナワシロイチゴ:バラ科 日本各地に分布


3.27nawashiroichigo.jpg

3.26shirohogeinousai.jpg


白保公民館で「第11回こどもと大人の学芸会」が開催されました。
主催は僕達のアパートの大家さん夫婦、
八重山古典民謡保存会OO研究所の代表であり、
師範なのです。
門下生が80人以上もいらっしゃる、
凄い方々なのです。

近所の方々や友人が発表するというので、
僕達も初めて見に行きました。

八重山民謡はゆっくりなリズムと力強い歌が特徴だと思います。
うねる波のような歌声は、
聴いていると、
歌い手の世界に引きずりこまれるような気持ちになります。

小学生から熟年まで、
本当に素晴らしい歌声と三線、
そして踊りでした。
伴奏の琴や笛の音も、
心に響く音でした。

音楽って素晴らしいですね。

言葉や文化などの壁を飛び越して、
僕達の心に響くのですから。
3.26zuguromizogoi.jpg


昨日、畑近くの牛糞置き場の前を通った際に1羽の鳥がいました。

この時はカメラを持っていなかったので、
今日もいるかな?っと思って行ってみたら居ました。

ズグロミゾゴイです。

牛糞の中には好物のミミズが沢山いるので、
ここを餌場にしているようです。

最初は車の中から観察し、
しばらく後、車から出て外で観察しました。

警戒していない様子でしたが、
なんか、ゆっくりと動いているような・・・。
ゆっくり、ゆっくり、奥の茂みに向かっているみたい。

トコトコと、ゆっくり歩いて茂みの中へ消えていきました。

ユーモアのある動きと表情で、
見ていると、微笑んでしまいます。

いろんな鳥がいますよね。

ズグロミゾゴイ:コウノトリ目サギ科 八重山等に分布 森林性のサギ、民家の庭、公園などでも見ることができる。

3.25kitunenohimago.jpg


野外を歩いていると、
必ず花に出会います。

名も知らない花も沢山あります。
踏みつけてしまう花も、
引き抜いてしまう花もあります。

人それぞれの価値観によって生きものの命は変わります。

雑草と呼ばれる花にも、可愛さもあり、美しさもあります。

桜などの花を、皆足を止めて見入っているときでも、
足下には小さな花が咲いています。

この花も緑濃い草むらの中で小さく可憐に咲いていました。

歩くスピードや視線を変えてみると、
新しい発見と感動がみつかります。

キツネノヒマゴ:トカラ列島以南に分布 普通に見られる 一年草本
20060325002007.jpg


昨日紹介した鳥の群れの正体が判りました。

ブログを書き終えた跡に撮影画像の調整と整理をしたところ、
真っ黒画像を明るくしてみると、
なんと驚きの鳥の姿が浮かび上がってきました。

ギンムクドリです。
鳥に興味がないと、
僕の驚きがいまいち判らないでしょう。

毎年、少数が八重山に渡ってくる鳥ですが、
簡単に見れそうで、見れない鳥なのです。
この鳥を見に、本土からわざわざ来る、
野鳥観察者もいるほどの鳥なのです。

この群れを見付けたときに、
僕は勝手にムクドリの群れだと思いこみ、
ちゃんと観察しませんでした。
ひょっとすると、
他にも珍しい種がいたかもしれません。

やはり決めつけと、
横着な行動はいけませんね。

すごく後悔しています。

気を付けなければいけません。

今日は大雨のため、鳥達はいませんでした。

ギンムクドリ:スズメ目ムクドリ科 渡り鳥として少数が渡来する。
3.23yuuzoranimau.jpg


夕方になると、
宮良川近くの電線に
百羽以上の群れを成して止まっている鳥がいます。

車が通ると一斉に飛び立ち、
また上空を旋回して同じ場所に戻ってきます。

鳥の迫力に魅了されました。

夕暮れで種はよく判りませんが、
ムクドリに仲間のようでした。


石垣島フィールドガイドSeaBeans