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石垣島フィールド日記

石垣島のフィールドで出会った自然&野鳥を毎日紹介していきます。 石垣島 野鳥観察 、野鳥撮影 バードウオッチング、自然観察、石垣島ナイトツアーは石垣島フィールドガイドSeaBeansを宜しくお願いします。  ※当サイトで紹介している画像その他内容無断転載・転用を禁じます。

石垣島フィールドガイドSeaBeans

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シャワーを浴びていると、
足下に何故かゾウムシが歩いていました。

シャワーが終わるまでグラスの中へ入れておいたら、
縁まで上がって、
くるくるとグラスの縁を回っていました。

なんともかわいいゾウさんです。

ゾウムシは種類がとても多いので同定は・・・。


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ハーリー観戦の帰り道、
石垣市役所裏手の街路樹が真っ赤に燃えていました。

ホウオウボクです。

燃えているように満開でした。

朱色が鮮やかな花です。

ホウオウボク:マメ科 マダガスカル原産 明治末期頃に沖縄に移入されたらしいです。

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今日は石垣島、与那国、西表、小浜で海人(漁業者)の祭り、ハーリー大会が開かれました。
石垣のハーリーは今年で100年目ということで、
例年になく大盛り上がりで多数の人々が石垣漁港に集まりました。
幸いに晴天ではなく、曇空。
肌寒い感じの日でしたが、
祭に調度良い天候だったと思います。

会場となった石垣漁港内の船揚場は、
隙間がないくらいに人だらけでした。
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ハーリー大会の目玉の競漕は海人による「転覆ハーリー」です。
名の通り、
競漕途中で船を横転させて転覆し、
起きあがって再度競漕するというハードな競漕です。
それも2度も転覆します。
海人はコース往復500m?くらいかな、
これ2往復します。
これを漕ぐだけでも気絶ものですが、
更に転覆を2回するのですから、
海人の体力と気力は物凄いです。

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力強い漕ぎです。
海の男、
八重山の海人です。

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一般女性だけの「マドンナハーリー」もあります。
女性の逞しさと美しさを感じる競漕です。

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ゴールした後の爽快な笑顔が、
とても素敵でした。

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他にも職域ハーリー、水産関係者のハーリーなど、
漁業者だけの閉鎖的な祭りではなく、
一般市民も参加できる、
とても楽しく、
豪快な祭りです。

今年は残念ながら参加できませんでしたが、
やはり、見るより参加したほうが楽しいですよね。

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梅雨入したことと、
暑さの影響で、
畑のほうれん草、サニーレタス等の
葉野菜の成長がイマイチです。

「なにか良い野菜がないかな~。」って思っていたら、
なんと灯台下暗しでした。

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上の写真は畑周辺に繁茂する蔓植物です。

これ食べれるんです。

なんと全部ツルムラサキという薬草、野菜?なのです。

早速、つみ取って帰りました。

今回は葉と茎、花も湯がき、
刻んでモロヘイヤと一緒に食べました。

Wネバネバで美味しいく頂きました。

でも、何故こんなに生えているんだろう?
牛小屋のオジーはツルムラサキを知らなかったし、
誰かが植えるような場所じゃないので、
鳥の糞から増えたのでしょうね。

ありがたい、鳥の糞。
ここで糞してくれて、
ありがとう。

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ツツムラサキ:ツルムラサキ科ツルムラサキ属 東南アジア等に分布 日本には江戸時代に観賞、食用として持ち込まれた。
二年生草本の蔓性植物 蔓が紫のものと緑のものがある。

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名蔵アンパル(干潟)に鳥観察に行ってきました。
干潟に集まる、
水鳥を見に行ったのですが、
マングローブ林の中で賑やかな声が聞こえてきました。

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イシガキシジュウカラの5~6羽くらいの群れでした。

ちょこちょことヤエヤマヒルギの枝を上下左右に、
飛び渡って、
なんだか楽しそうです。

群れの中に羽色が薄い個体がいました。

若い個体なのかな?

なんだか幼い感じがしました。
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それにしても、
賑やかで楽しそうな、
ご一行さまでした。

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またまたシロハラクイナです。

名蔵アンパル付近で轢死していました。

まだ新し遺体でした。

何度見ても、
悲しいですね。

交通事故。

走る凶器、車。
操る、人間。
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人参を収穫しました。

一切、間引きをしなかったので大小様々な形です。

いろんな形があって、
面白い。

細長い。

まん丸。

三角。

並べると、
なんだか可愛い。

今日は他にタマネギとニンニクを収穫しました。
育って、収穫、そして食べちゃう。

楽しいです。


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畑へ向かう途中に・・・。

ミナミイシガメとオオヒキガエルが潰れていました。

・・・・・。
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上の写真がなんだか判りますか?

タカサゴシロアリとい蟻の巣です。
通常、写真のように樹の幹数メートルの高さに巣を作ります。

では、下の写真はなんでしょう?

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(撮影場所:バンナ公園 沖縄県保安林内)

一見すると一枚目の写真と同じ、タカサゴシロアリの巣のように見えますが、
全く違います。
これは発砲スチロールに茶色のペンキを塗ったものを、
樹の幹に括り付けているのです。

何故こんなことをするのか判りますか?
ヒントは下の写真です。

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アカショウビンという渡り鳥です。
4月頃に南から石垣島に繁殖、子育てをするために、
はるばる渡って来ます。
アカショウビンは通常、
タカサゴシロアリの巣を繁殖、子育ての場所に利用します。
他にも樹木に付着する植物の根(オオタニワタリ等)などにも営巣します。

特徴なのは、アカショウビンは柔らかい素材の物に横穴を開け、
営巣に利用するということです。

先程の質問の回答です。

「発砲スチロールをタカサゴシロアリの巣に見立てて、
アカショウビンを呼び寄せる為に利用する。」です。

石垣島に渡来するアカショウビンはリュウキュウアカショウビンといい、
本州等に渡来するアカショウビンの亜種となります。
現在、このリュウキュウアカショウビンの正確な個体数等の調査は行われていませんが、「個体数が少ない、減少傾向にある。」という事態には陥っていません。
なので、この人工巣である発砲スチロールの巣は、
人の願望、欲望である「近くで、楽に観察、撮影したい。」などの思いから設置されていると推測されます。

「自然に生んで、自然の環境で育てる。」

当たり前のことなのですが、
人の身勝手な行為によって、
野生動物の大切な繁殖活動を邪魔してよいのでしょうか?

この発砲スチロールに穴を開け、
そのクズは、どこへ飛んでいくのでしょうか?

設置した人はどこまで考えているのでしょうか?

現時点で発砲スチロールが鳥に、
どのような影響を与えるか等は不明ですが、
決して良いことは無いと思います。

人と自然が身近になる?
自然を楽しむ?
何か違う気がします。

皆さんはどう思いますかね?

これらの考えは、
僕個人の考えですので、
不快に感じられた方がいらっしゃいましたら、
申し訳ありません。

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雨が続いたので、
最近は畑でゆっくりする事がありませんでしたが、
久しぶりに畑でオジーと話しながら、
ゆっくりとした時間を過ごしました。

夕焼けが綺麗でした。