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石垣島フィールド日記

石垣島のフィールドで出会った自然&野鳥を毎日紹介していきます。 石垣島 野鳥観察 、野鳥撮影 バードウオッチング、自然観察、石垣島ナイトツアーは石垣島フィールドガイドSeaBeansを宜しくお願いします。  ※当サイトで紹介している画像その他内容無断転載・転用を禁じます。

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仕事からの帰り道、
宮良橋手前の道路脇白線上にシロハラクイナが倒れていました。

全く動いていませんが、
まだ生きているのが判りました。

目が合ったのです。

直ぐに車を止め、
駆け寄り、
身柄を確保しました。

この道は交通量が多く、
スピードも出しやすい道です。

多分車と接触して脳しんとうを起こしているのだと思います。

こういった脳震盪くらいだと数分間安静にしていると、
元気、正気を取り戻す事が多いのですが、
路上ですと、
後続車に轢かれてしまうことが非常に多いです。

630shiroharahouchou.jpg


助手席に乗せて様子を見ていると、
数分後には元気になり、
助手席から後部座席の方へ走って隠れました。

そのまま事故が少なそうな牧草地に連れて行き、
放鳥しました。

まだ若い子です。
次の世代を残して欲しいですね。

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気まぐれ更新!!石垣島TeaTree
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早朝から探鳥に出かけてきました。

7時頃から雨が降り出しましたが、
直ぐに止み、
猛烈なお日様が輝き始めました。

暑いです!!

リュウキュウアカショウビン、リュウキュウツミ、
リュウキュウアオバズク等々沢山の野鳥達に出会えました。

そして森から海へ移動して探鳥、
なんだか沖合から賑やかな声がします。

望遠鏡で覗いて観ると、
十数羽のエリグロアジサシが大岩の上に居ました。

そしてベニアジサシも十数羽!!

嬉しいです。

今年はアジサシ類の渡来数が少なかったので、
心配していたのですが、
例年より遅れて渡って来始めたようです。

特にベニアジサシは、
この場所では繁殖0羽、
目撃回数も数える程も無かったので、
もう駄目なのかと諦めていたのです。


630beniajisashi.jpg


このまま順調に営巣が始まり、
無事に子育て、
旅立ちが見守ることが出来たら良いな~。

楽しみが増えました。

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友人達が見守っていた
リュウキュウアオバズクが無事に巣立ったと報告を頂きました。

観に行くと枝に止まっている子供3羽と
親1羽を確認出来ました。

初々しい子供達、
凛々しい親鳥、
みんなとても可愛いです。


629aobaoyako.jpg


親が1羽?

友人の話ではもう1羽は近くの道路で車に轢かれ、
命を落としたそうです。

巣立ちは新たな旅立ちです。

この子達にとって、
旅立ちは決して楽な道では無く、
とても厳しい道なのかもしれません。

皆が大きく育ち、
また新たな命をつないで欲しいですよね。

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今日も暑いです!!

僕たちも暑くてウンザリといった感じですが、
やはり鳥達も暑いようです。

牧草地の真ん中に佇んでいるムラサキサギ、
観察していると、
何度もあくびをしていました。

暑そうです。

629murasakisagi.jpg


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石垣島新空港建設現場へ続く道、
「カンムリワシ注意!!」の看板が先月頃から置かれています。

629kannbann.jpg


その看板近く、
シロハラクイナが車に轢かれて死んでいました。

629shiroharashinnnda.jpg


工事関係者や石垣市、沖縄県等の車が制限速度の40kmで走っているのを、
僕はまだ見たことがありません。
まるで高速道路なみに飛ばして行きます。

格好だけの看板に意味は無いと思います。

この看板を見る度に苦笑してしまいます。


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最近夜に徘徊することが多いです。
と言ってもほぼ一年中昼夜問わず徘徊していますがね~。

今日はリュウキュウコハズクの撮影にいってきました。

僕は撮影出来ませんでしたが、
なかなか良い条件で複数羽に出会うことができ、
早々と撮影ができました。

この時期は雄のほうが多く動いていますが、
今夜は雌の声もチラホラと聞こえていました。
そろそろ子育ても落ち着いてきているのかもしれませんね。

水場では顔を上げて呼吸をしているヤエヤマイシガメに出会えました。

628ishigame.jpg


そして、
この時期では非常に珍しいオオハナサキガエルにも出会えました。

大興奮です!!

628oohansaki.jpg


自宅への帰り道、
窓の外で賑やかな声がするので、
周囲を探してみると・・・・

街頭側の大木の枝にズグロミゾゴイ幼鳥が止まっていました。

不規則にギャーギャーと、
サギ類の声らしい鳴き声で叫んでいました。

その廻りではヤエヤマオオコウモリが数頭、
慌ただしく飛んでいました。

628zuguroyoru.jpg


ご近所の電線には、
今日撮影出来なかったリュウキュウアオバズクが居ました。

探すとなかなか難しいのに~。

628aoba.jpg


夜も楽しいです。
それも何処彼処が観察場、
出会いは気づく気持ちで大きく変わります!!

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リュウキュウアカショウビンに会ってきました。

早い時期に繁殖した子達は、
既に雛が孵っているようで、
両親達が忙しく餌を運んでいるのを見掛け始めました。

セミや甲虫などを捕食しています。

628aka1.jpg


抱卵している子も居るようで、
観察場から姿を消した子達もいます。

そして下の子は
今から繁殖するようで今日交尾をしていました。

628aka2.jpg


石垣島では9月中旬頃までリュウキュウアカショウビンに出会えるチャンスがあります。

まだまだ嬉しい時期です。


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今日も天気が良いですが、
スコールのような雨が突然降り注ぎます。

さっきまで晴れていたのに、
いつの間にか大雨、
そして気づけば晴れ?そんな天気が続いています。

石垣島には、
珍しいトンボが多数生息しています。

今日紹介するは、
最近存在に気づいたコナカハグロトンボです。
何処にでも居るトンボではなく、
渓流等に生息しています。

628tonbo.jpg


3cmほどの大きさで小さくて可愛いらしいです。

トンボは美しい種が多いので、
観ていて飽きませんが、
動きが速いので疲れることも多々あります。

コナカハグロトンボはチョコチョコと止まってくれるので、
観察し易くて大好きです。


石垣島は一年中ナイトツアーが楽しいです。

季節事にいろんな出会いが沢山です。

627semaru.jpg



森へ向かう途中に歩道をセマルハコガメが歩いていました。
意外と警戒心が強く、
人の気配を感じると足速に逃げ出します。
この子は国指定特別天然記念物に指定されています。
なので飼育はもちろん、
触ったりも出来ません。
トキ、タンチョウ、イリオモテヤマネコ、カンムリワシ等と同じ指定なのですが、
どうも大きさからか、
カメだからか軽視されがちです。
前途した種を触ったり捕獲するのは罪だと感じる人は多いのですが、
どうも小さな動植物は罪だと感じないようです。

不思議です。

手に持って記念撮影なんて犯罪行為の「証拠写真」。

事故や緊急を要しない場合の観察は、
そっとありのままを観察するのが良いですよね。

627akaa.jpg


森を歩いていると頭上にリュウキュウアカショウビンがお休みしていました。

道沿いの林内には、
ヤエヤマボタルがまだ飛んでいますが、
数えきれる程しか居なくなっています。
キイロスジボタルも飛んでいますが、
この子は群れないし、
気まぐれに飛び去るので鑑賞するといったホタルではないです。

キベリクシヒゲボタルの幼虫は見掛けなくなり、
オオシママドボタルの幼虫を良く見掛けています。
まだ森の中では光輝いています。

明かりを消して歩く道、
いつもとは更に違う雰囲気です。

627kajika.jpg


水場にはリュウキュウカジカガエル達が大合唱!!

とても心地よい鳴き声です。

ヒメアマガエルも鳴いていますが、
姿は見えません。

暑さボケなのか、
冬のカエル、ヤエヤマアオガエルも鳴いていました。

627harabuchi.jpg


ハラブチガエルも軽快な音色を聞かせてくれます。

なかなか出会えないカエルですが、
今日は出会うことが出来ました。

627habu.jpg


このカエルを狙っているハブが周囲3匹も!!

カエルが居るところには、
ヘビが付きものですからね。

要注意です。


帰りる道中で、
サキシマスジオをというヘビが道路を横断していたので、
車を止めて観察していたら、
僕たちとヘビが居るのに、
猛スピードで車が走ってきてヘビを轢いて行きました。

尾の辺りを轢かれたようで、
のたうち回り内蔵が少し露出していました。
また後続車に轢かれないように、
道路脇まで移動させましたが、
その後命は・・・・?

目の前で交通事故を目の辺りにし、
なんとも衝撃的でした。

悲しいです。

その場から100m程進むと、
真新しいヤエヤマイシガメの死体が道路に潰れいました。

事故だらけです。

命を奪うのは簡単ですが、
命を生み出し守るのは容易ではありません。

夜、いろんな生物に出会えましたが、
皆危険を背負っています。

それは人によるものです。


今日も路上にシロハラクイナが倒れていました。

何度も車に轢かれたようで、
ボロボロになっていました。

市街地も郊外も農地周辺、林道等々、
何処でも野生動物は生活をしています。

どんな場所でも「何かが飛び出るかも!!」と意識して、
ハンドルを握って欲しいです。

627shiroharashi.jpg


「自分に限って・・」なんて、
そんな例外はありませんよ。